僕が、忘れればあなたは幸せになれる？？

もう1年たとうとしているのに

部屋は、変わらずあの時のまま、

たまに、妻をそばで感じたい時、

僕は、妻の忘れていった、

いい香りのするボディークリームを

少しだけ、鎖骨のあたりにすりこむ。

（別に変態ではありません、僕もこの匂いが好き）

新しいこと始めなくては！！

今日はこれやろう！！

とか思って行動しても

何をするにでも、

何を目にしても、

妻と息子との思い出が、

お金が無くても楽しかった

良かったころの日々が、

僕の気持ちに入り込んでくる。

悲しい涙は枯れ果てた、

と思ってた。

けど、そのたびに目頭が熱くなる。

こんな深い悲しみに落ちたのは自分のせい。

そんなのわかってる。けど悲しい。

気が付くと、頬を冷たい涙がつたう。

「何か月、何年かかるかわからない、けど必ず迎えに行くから！！」

あの時言った自分の言葉、

何も変わってない。

自分の自制心が無いためだけではなく、

今の自分は、全てがどうでもよくなってしまって、

何をするにでも、

「どうせ、あの時には戻れない、」

そう思って諦めてしまっている自分がいる。

はっきり言って状況は悪化している。

僕はいつも、

「妻と、」

ばっかりいうが、

大切な、息子もいる、

いたというべきかもしれないが。

息子が、小さい時、

ディズニーホテルに1年に1回は必ず泊まりに行っていた、

妻がディズニー好き。

最初、僕はディズニーをそこまで好きではなかった、

ディズニーランドでデートしたカップルは

必ず別れるっていう迷信が

僕の時代にはあったし。

（結果的にはそうなっちゃったけど。）

けど、人の気持ちなんて、

変わるよね。

大好きな二人と行くディズニーが、楽しくて楽しくて、

いつの間にか大好きになってた。

そのアンバサダーホテルで、

僕に気にしてほしいと

息子が叫ぶように放った

「ぱぱ＝＝＝！！」

普通のことかもしれない、一般的な家庭では普通。

何もないこと。

けど、僕はその時の息子の、僕の事を呼ぶ　

ぱぱ＝！！という声。

声、振動、感情。

今だにはっきりと覚えてる。

妻との離婚前に、息子とは離縁した。

というか愛想をつかされて、離縁された。

いつの間にか、流れていた涙が

顔をぐしゃぐしゃにしていた。

抱きしめたいよ。

無理なのはわかってるけど。

今日も感情の赴くまま、手直しなど考えず、

自分の今、リアルな気持ちを記事にしてみました。

【競馬とジャグラーと手巻き煙草と愛する妻との残された日々を・・・】

これからもよろしくお願いいたします。(*- -)(*_ _)ペコリ